園舎の成長 (新園舎建設レポート)
新園舎完成見学会
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2023.05.265月20日(土)・21日(日)に新園舎の見学会が行われました。
見学会に来ていただいた方々には、園内を見学しながら
新園舎が完成するまでの軌跡を写真や、映像で観ていただきました。
また、伝統構法である板倉作りの木くみの体験などもしていただきました。
地域の方々、卒園児のみなさん、また東京や福島などの遠方から
見学にきて下さり、より多くの方に私達や職人さんの想い・情熱のつまった園舎
そして、板倉作りのすばらしさを知っていただけたことに感謝です。
2日間の見学会は終わりましたが、引き続きいつでも見学できますので
みなさん是非一度、いらしてみて下さい。
登り棒ができあがりました。
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2023.04.28みんなの広場に登り棒が完成しました。
3本の登り棒があります。
真ん中の登り棒が、がっしりしていますが
子どもたちはどの木から登るのでしょうか。
登り棒ができたところの下のスペースは
礼拝の場所です。
登り棒であがったところからの眺めはこんな感じです。
この眺めは、登れた子だけが眺められる景色です。
登りきったところの空間はこんな感じです。
これは、保育者のスペースである2階から撮影したものです。
人の手を借りず、道具に頼らず自分の力のみで登ることで
どうやったら危なくないかを自分の肌で感じとれるのだと思っています。
もちろん、すぐ傍で子ども達の挑戦を見守っていきたいと思います。
「さあ、こども達の挑戦が始まります。」
創立100周年記念式・竣工式
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2023.04.052023年3月25日(土)
創立100周年記念式と竣工式が執り行われました。
1部は礼拝式が行われ、出席者全員で讃美歌をうたい
小林牧師よりメッセージ聖書の朗読「すべては神さまのとき」と
祝福の祈りが捧げられました。
そして、2部はお祝いの会が行われました。
鳴子こども園は1923年(大正12年)に鳴子幼児園として開園し、
今年で創立100周年の記念のときを迎えました。
まずはこれをお祝いし、❝鳴子こども園の100年の軌跡❞の
スライドが上映されました。
出席していただいた方の中には、鳴子保育園時代をよく知る方も
いらっしゃり、その当時を思い出し懐かしむ姿も見られました。
また、お祝いのことばを頂戴し当時のエピソードなどもお話していただきました。
続いて園舎の竣工のお祝いとして、❝園舎建替えの記録❞と題してスライドが上映されました。
思い起こせば東日本大震災の後、今から10年ほど前から園舎建て替えの計画が
始まり他の園の見学をさせていただいたり、いろいろな方からたくさんお話や
アドバイスをいただきました。
木を提供して下さった方から建築関係のみなさん・工事関係のみなさんの力の結集により
ようやく完成に至ることができました。
これまでの長い道のりをいろんな思いで振り返るそんな時間となりました。
次に私たちの感謝の意を込めて、携わっていただいた方々に感謝状の贈呈が行われました。
そして、定禅寺ストリートジャズフェスティバルを立ち上げたり、復興ボランティア演奏を
行っている安田智彦グループのみなさんによるジャズ演奏が行われ、
お祝いの会に花を添えていただきました。
こうして記念の式が終了した今、私たちが思うことは
すべては神さまに導かれこの時を迎えることができたことに感謝。
そして、ここに至るまで携わっていただいたすべての方々に感謝。
さあ、これから新園舎での鳴子こども園がスタートします。
木のぬくもりと職人さんの情熱、みんなの想いがたくさんつまった
新園舎で子どもたちがのびのびとたくましく、自分らしく過ごし
この先、また新たな歴史と思い出が生まれていくのを楽しみにこども達と共に
歩んでいきたいと思います。
二期工事の様子
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2023.03.08二期工事もだいぶ進み、足場が外され
乳児棟・幼児棟の姿がはっきり見えるようになりました。
共用棟の縁側ができ、子どもたちは保育者と一緒にそこに出てみて
大工さんの作業を間近で見たりもしています。
「今から、ここで給食を食べるのが楽しみ~。」
日に日に変化していく建物に、完成がとても楽しみな
毎日です。
刻み体験
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2023.01.28職員が刻み体験をさせていただきました。
❝刻み❞とは大工さんが木材に墨で印を付け、カンナやノミを使い加工していく
古来より伝わる伝統的な木材加工方法です。
まずは、棟梁から直々にノミの持ち方から教えていただきました。
幼児棟の柱となる部分の刻みなので、
職員の目は真剣そのものです。
実際に体験させていただくことで、大工さんがこうやってひとつひとつ
手作業で丁寧に作り上げていくのだということが実感でき、あらためて
大変さとありがたみを感じました。
忙しい中、貴重な体験をさせていただいたことに感謝するとともに、
雪の降る中での作業を行っている大工さん方の健康と安全を願い、
完成を心待ちに過ごしたいと思います。
二期工事の様子
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2022.12.28幼児棟・乳児棟の屋根がかけられました。
雪の降る中での作業の日は、足元が悪くとても大変だと思います。
そして、一期工事で完成しているみんなの広場などがある建物と
つながる渡り廊下の建築も始まりました。
とても寒くて雪が降る中でも毎日毎日作業を続けてくれている
大工さん、本当にお疲れ様です。
お正月は、ゆっくり体を休めてこれまでの疲れを癒して下さい。
そして、また年明けからの作業もよろしくお願いします。
も
二期工事スタート
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2022.12.01乳児棟・幼児棟の基礎工事が始まりました。
12月に入り、いよいよ鳴子は雪が降ってきそうです。
建築関係の皆さんはこれから来春まで、寒い中での作業が続きます。
くれぐれも体調に気を付けながら、作業を行っていただきたいと思います。
蜜蝋ワックス塗り
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2022.11.05先日、子ども達みんなで蜜蝋ワックスを塗りました。
蜜蝋ワックスというのはミツバチの巣を溶かして作ったワックスのことで、
木を腐れや水などから守ってくれて、長く大事に使っていく為にも
大切なことなのだといことを教えていただきました。
子ども達は、大工さんのお話しに真剣に耳を傾けています。
木目に添って丁寧に蜜蝋ワックスを塗っていきます。
仕上がり具合を大工さんにチェックしてもらっています。
塗ったところは、なんだか輝いて見えますね。
乳児クラスの子ども達も保育者と一緒に塗っています。
こうやって、自分達が使う所を自分達の手で整えていくことで
愛着が湧き、大事に使っていこうという気持ちになることと思います。
旧園舎解体
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2022.10.15いよいよ二期工事がスタートします。
それに伴い旧園舎の解体が始まりました。
解体工事の現場を見学した子ども達からは、
「こわされるの悲しい」「さみしい」とか、なかには
涙がでてきたという子ども達もいました。
それだけ、今までの園舎での思い出がいっぱいで
愛着があったのでしょう。
ほとんど旧園舎の建物はなくなり、新園舎の一部が見えています。
雨の日も風の日も、そして東日本大震災にも耐えぬいて
子ども達を守ってくれた旧園舎。
本当にありがとう。
そして、長い間お疲れ様でした。
お引越ししました
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2022.10.15たくさんの方のお手伝いをいただき、お引越しをして
2週間が経ちました。
子ども達は、木の香りのする真新しい園舎に目を輝かせながら
すっかり新しい園舎にも慣れ、日々元気に過ごしています。
とは言え、まだ園舎の完成は半分。
これから二期工事が始まります。
現在、子ども達が過ごしているお部屋の紹介をします。
ここは、「みんなの広場」
幼児クラスの子ども達が新しいお部屋ができるまで過ごしています。
2階の保育士室から見た様子。
ここが、「子育て支援センター」
今は、新しい乳児クラスができるまで0・1・2歳児の
子ども達が過ごしています。
玄関・事務室へとつながる廊下。
「ランチルーム」
自分で好きな場所を選び、ちゃぶ台で食べる給食。
給食室の窓をのぞきこみ、「今日はなんのごはんかなぁ」と
楽しみにしている姿も見られます。
新しい園舎で伸び伸びと過ごす子ども達の姿を見て、
まだ建築は続きますが、これまで携わってくれた多くの関係者の方への
感謝の思いでいっぱいです。
この先、幼児棟・乳児棟の新築工事は続きます。
来春の完成まで、子ども達と楽しみに待ちたいと思います。
埋炭作業とステンドグラス
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2022.09.08先日、大工さん達による埋炭作業が行われました。
これは、そこで生活する人が心地良く過ごせるよう
地場を整える為に行うものです。
大工さん達は、炭で真っ黒になりながらの作業でした。
すっかり床下一面に敷き詰められました。
そして礼拝スペースの2か所の窓には、ステンドグラスが入りました。
陽の光に照らされて、美しく輝きを放っています。
一段と神聖な場所に感じられます。
新園舎の建築状況
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2022.07.20現在の様子。
大工さんは、雨の日も暑い日も新園舎完成に向けて頑張ってくれています。
来客・支援センター・職員玄関側から見た様子。
奥に見えているのは、何十年もここにあるこぶしの木。
まるで新園舎にそっと寄り添っているような、支えてくれているような
そんな気がします。
これは、玄関先の梁を支えている柱。
この立ち姿はなんとも趣があり、味があります。
この横を通る子ども達は、ついつい登りたくなってしまいそうですね。
大工さん体験をしました
お知らせ, 園舎の成長 (新園舎建設レポート)|2022.06.03薪ステーションに行きました。
木材を刻んだり、墨付けを真剣に見ていました。
のこぎり体験!ちょっぴり怖いなぁ~
新園舎の基礎工事が始まりました。