教育と保育

目指すこども像

自然のくらしを生きる力に

①森も山も風も川も・・・みんなきもちいい。
②「不便、不快、不潔」こそ生きる力。けがやけんかを学びに、育ちに。
③むかしっていいね(昔を未来へ)先人の(知恵と)くらしを学びに、育ちに
④わからないものがいっぱい。思い通りにならないからおもしろい。
⑤そして、すべてをつつみこむ神様に「ありがとう」

3つの活動方針

(1)鳴子の自然の中でのびのび、思いっきり遊びます 自然は遊びの宝箱。好きなもの、得意なものもいっぱい。木登り、草花、虫、泥んこあそび、水あそび・・・。人と比べなくても大丈夫、みんなが輝き、みんなが主役です!いろいろな場面で先生や仲間に認められる経験を通して、「友だちっていいな」、「自分は大切にされているな」という気持ちが芽生え、「自分が好き」が育ちます。また、自然は子どもの興味や五感を刺激する「ワクワクドキドキ」がいっぱい。「ワクワクドキドキ」は「これなんだろう」「やってみよう」「今度はこうしよう」という好奇心、探求心を引き出し、小学校以降にも大切な自ら学び・成長しようとする力につながります。自然の中で思う存分遊びきり、生きていく根っこを育てます。
(2)神さまをおそれ敬う気持ちを大切にします。 自然豊かな鳴子ですが、自然はいつも恵みを与えてくれるわけではありません。時に自然災害によって、恵みもいのちも奪われます。先人たちは、いのちも恵みも人間の思い通りにならないもの、この世界には人間の力をはるかに超えた力があることを悟りました。だからこそ、いのちも恵みも「授かるもの」「有り難い物」として、「神さまありがとう」と感謝の気持ちを大切にし、五穀豊穣祈願(水木)、収穫感謝祭りを守ってきたのです。その考え方はキリスト教も共通しています。私たちもキリスト教保育を実践する中で、地域が大切にしてきた神様を畏れ敬う気持ちを、礼拝、生活、遊びを通して子どもたちに伝え、引き継いでいきます。
(3)みんなで子どもを育てよう 鳴子には自然を大切に守ってきた達人がいます。森の達人、山菜採りの達人、ものづくりの達人、畑の達人。自然の素晴らしさと、厳しさを知り尽くし、培ってきた知恵と文化、誇りと喜びがあります。教えていただいた知恵や文化を遊びの中で展開し、自然への優しい気持ちを子どもたちに伝え、受け継ぎます。また鳴子は、家族や地域の皆さんのつながりが少なからず残っています。子育てをみんなで支え合い、大変さも楽しみも分け合えるよう、達人をはじめとすると地域の皆さんに積極的に子どもたちと触れ合っていただき、みんなで子どもを守り育てていきたいと思います。

クラスの紹介

鳴子こども園では、クラス名を鳴子の自然環境に由来した「景観」の名前で構成しています。景観を意識することで、心が豊かになり、自然の暮らしを生きる力のきっかけとなるよう想像し、夢を膨らませ、クラス名をつけました。

施設概要

所在地
〒989-6825 宮城県大崎市鳴子温泉字上鳴子19-1
電話
TEL 0229-83-2153 
FAX 0229-83-2160
創立
1923年(大正12年) キリスト教精神を基調として
設置年月日
1948年(昭和23年) 保育所 認可
認可年月日
1968年(昭和43年) 社会福祉法人 認可
2018年(平成30年) 4月1日 認定こども園 認可
定員
35名

施設概略図

アクセス

敷地内駐車場のご案内